ゴールは、
・これまでのように購読しているRSS閲覧を続けられるようにする
・スターを付けた記事を保存しておく
です。
(1) feedlyを使う
feedlyにgoogleアカウントでログインすると、購読記事をそのまますべて継承してくれました。スターを付けた記事も、"Saved for later"に保存されているので、問題なし。
feedlyが、Google Reader終了後もこの状態を保ってくれるのであれば、記録という意味では、ほとんどこれで問題解決ですね。逆に、この状態が保たれるかがよくわからないため不安な状況です。
ただし、残る問題としては、RSSクライアントとしてBylineやReederが使えないため、ローカルキャッシュでの閲覧機能が使えなくなること。ここは日々の閲覧という意味ではかなり大事なポイントです。feedlyのiPhoneクライアントがローカルキャッシュの機能を持ってくれるとよいのですが、そんな機能をつけてくれるかどうかは未知数です。
(2)googleデータエクスポートを使う
googleはtakeoutというデータをエクスポートする仕組みを準備しています。そこで、Google Readerのデータをエクスポートしてみました。
複数個のファイルがzipされたものがダウンロードできますが、購読リストである"subscriptions.xml"と、スターを付けた記事である"starred.json"が大事なデータです。
ちなみに、スターの記事は3577件あるのですが、データサイズは8.3MBほどでした。
subscriptions.xmlはOPML形式に対応したRSSリーダにインポートとして使うことができます。
どちらかというと、starred.jsonをどうにかしたいのですが、活用方法が明示されている情報を見つけることができません。ファイルサイズからして、ファイルの中には記事の全文が保存されていると思われるので、これがEvernoteなどに保管されて閲覧/検索できるようにしたいところです。
Evernoteのフォーラムでそれらしきことが議論されていますが、
AppleScriptをつかうだとか何とかで、簡単な方法は提示されていません。
githubにjsonファイルを解析して、evernoteへあげるpythonのコードがあるようですが、これも読み込んでみないとよくわかりません。
ということで、現時点では"starred.json"を「簡単に」利用する方法は探せませんでした。
(3) あとで読む系のサービスとIFTTTを使う
InstapaperやPocketやReadabilityなどのサービスを使ってなんとかならないかを考えてみました。
過去にgoogle readerのスターを保存する目的で、postlogやMAILPIAなどは使ってみたことがあったのですが、結局google readerのスターにあればそこで検索もできるし、保存もされているので、それでOKという判断になっていました。(そんな判断をしたサービスが停止というので、本当に困りものです。。。)
さて、google readerのスターを付けた際に、同時に自動で、あとで読む系のサービスに記録するにはIFTTTが使えます。
Google リーダーでスターを付けた記事を「あとで読む」アプリへ自動的に送る方法
ここで気になることとして、あとで読む系アプリでは、検索をかけたときに記事の内部までちゃんと検索してくるのか?が気になります。InstapaperとReadabilityは検索窓がありませんし、Pocketはタイトルしか検索範囲ではないような気がします。Google級の検索を期待するには、記事の全文をEvernoteまで持ってくるのが現時点で最も確実な方法のような気がします。
Googleリーダーで「星」を付けた記事を自動でEvernoteに入れる方法
ということで、Gmailを経由するというtweakも使って、記事の全文をEvernoteに入れ込むことができることを確認しました。
ただし、これで解決できることは、「これから」スターを付ける記事を、あとで読む系アプリおよびEvermoteに送ることができるだけです。要は、google reader内で、スターを付けるというトリガが必要であり、これまですでに付けられた3000件を超える記事を同期してくれるわけではなさそうです。
(4)スター記事のRSSフィードで「同期」問題をなんとかする(結局、なんとかならず。。)
スター記事のRSSフィードを「同期」してくれるものがないものか探してみると、以下の記事を見つけました。
やってみないとわかりませんが、InstaReaderというのを使うと、すでにスターを付けた記事もすべてInstapaperに「同期」!してくれるように読めます。
InstaReaderのサイトには、
Note: This service is now being powered down, because Google is sadly discontinuing Reader.
とあり、Google Readerと同時に停止を予定しているようです。
そして、InstaPapaerには、登録された記事をRSSフィードとして吐き出す機能がついているようです。わかりにくいですが、サイトの右下にある、"This folder’s RSS"というリンクがそれです。
ということは、、、
InstaReaderでGoogle Readerのスター記事とInstaPaperを同期し、それによってInstaPaperのRSSフィードが追加されたことをトリガとしてIFTTTが動けば、Gmail経由でEvermoteまで持ってくることができ、目的達成なのではないかという考えにいたりました。
ということでまず、Instapaper、IFTTT、Gmail、Evernoteまでを確認してみました。そうしたところ、なんとInstaPaperのRSSフィード"This folder’s RSS"は、記事のURLだけしかフィードとして吐いてくれないようです。。。なのでEvernoteには記事のタイトルとURLだけが記録されるだけでした。。。
これでは、InstaReaderを動作させても目的が達成されない(feedlyでできている状態になるだけ)ため、とりあえず、まだInstaReaderは使ってみていません。
やはり、なんらかのスクリプトを使わねば「同期」問題はクリアできないかも。
ややこしいことを考えずに、feedlyに望みを託しておくのがよいのかもしれません。
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