raspberry pi 2を購入してみました。昔使っていたぷらっとホーム社のOpenBlocksのようなサイズのマシンです。日本で買うともう少しかかりますが、定価$35ということで、なにもできなかったとしても、まあ気兼ねなく買える価格です。発売から三年で500万台出荷とのこと。
OSをインストールするためのマイクロSDカードは別で購入しないといけません。私は以下のものを購入しました。マイクロSDの取り替えで、システム環境一式がすぐに置き換えられるのがraspberry piの面白いところでもあります。
ここまでちゃんと手順を守らなくてもいいかもしれませんが、推奨されている。SDフォーマッター"https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/"でマイクロSDカードをフォーマット。形式はFAT32で問題無しでした。以下、インストールの手順を簡単にメモ。
---
■インストールイメージの入手
raspberry piのサイト"https://www.raspberrypi.org/downloads/"からNOOBS 1.4.0をダウンロードし、zipを解凍したファイルをすべてマイクロSDカードへそのままコピー。
■OSインストール
起動するとインストール画面ができるので、一番上にあるRaspbian[RECOMMENDED]にチェックを入れてInstallを実行。マイクロSD内のファイルを上書きするよというワーニングがでるが、YESを選択してインストールを開始。待つ。OS installed successfullyが出るのでOKボタンを押すとraspberry piが起動。
■raspi-config
基本設定となるraspi-confiの画面が上がるので、以下の日本語に関わる設定を三点実施。
4 Internationalization Options
I1 Change Localeで ja_JP.UTF-8にチェック。次の画面でも ja_JP.UTF-8を選ぶ。
I2 Change Timezone で Asia Tokyoを選ぶ。
I3 Change Keyboard Layoutで、Generic 101-key PCを選び Other - Japanese - Japanese - The default for the keyboard layout - No compose key -YES を選択。
さらに、以下の画面サイズに関する設定を実施
8 Advanced Optionsで、A1 Overscanを選び、Disableを選択。
■無線LAN子機WLI-UC-GNのドライバ認識
昔、Let's Noteで使用していたバッファロー製のUSBドングル型無線LAN子機WLI-UC-GNが余っていたのでこれを使いました。
しかし、USBコネクタにさしただけではでは認識せず。。。
以下のサイトを参考に設定を追加したところ、認識させることができました。利用者の多いraspberry piならではの情報の豊富さです。
"http://ameblo.jp/red-ozemi/entry-11472528104.html"
"http://toronya.tumblr.com/post/38860903165/raspberry-pi-usb-lan-wli-uc-gn"
"https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=10791"
OSをインストールするためのマイクロSDカードは別で購入しないといけません。私は以下のものを購入しました。マイクロSDの取り替えで、システム環境一式がすぐに置き換えられるのがraspberry piの面白いところでもあります。
ここまでちゃんと手順を守らなくてもいいかもしれませんが、推奨されている。SDフォーマッター"https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/"でマイクロSDカードをフォーマット。形式はFAT32で問題無しでした。以下、インストールの手順を簡単にメモ。
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■インストールイメージの入手
raspberry piのサイト"https://www.raspberrypi.org/downloads/"からNOOBS 1.4.0をダウンロードし、zipを解凍したファイルをすべてマイクロSDカードへそのままコピー。
■OSインストール
起動するとインストール画面ができるので、一番上にあるRaspbian[RECOMMENDED]にチェックを入れてInstallを実行。マイクロSD内のファイルを上書きするよというワーニングがでるが、YESを選択してインストールを開始。待つ。OS installed successfullyが出るのでOKボタンを押すとraspberry piが起動。
■raspi-config
基本設定となるraspi-confiの画面が上がるので、以下の日本語に関わる設定を三点実施。
4 Internationalization Options
I1 Change Localeで ja_JP.UTF-8にチェック。次の画面でも ja_JP.UTF-8を選ぶ。
I2 Change Timezone で Asia Tokyoを選ぶ。
I3 Change Keyboard Layoutで、Generic 101-key PCを選び Other - Japanese - Japanese - The default for the keyboard layout - No compose key -YES を選択。
さらに、以下の画面サイズに関する設定を実施
8 Advanced Optionsで、A1 Overscanを選び、Disableを選択。
■無線LAN子機WLI-UC-GNのドライバ認識
昔、Let's Noteで使用していたバッファロー製のUSBドングル型無線LAN子機WLI-UC-GNが余っていたのでこれを使いました。
しかし、USBコネクタにさしただけではでは認識せず。。。
以下のサイトを参考に設定を追加したところ、認識させることができました。利用者の多いraspberry piならではの情報の豊富さです。
"http://ameblo.jp/red-ozemi/entry-11472528104.html"
"http://toronya.tumblr.com/post/38860903165/raspberry-pi-usb-lan-wli-uc-gn"
"https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=10791"
pi@raspberrypi /etc/wpa_supplicant $ lsusb
Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 004: ID 0411:014f BUFFALO INC. (formerly MelCo., Inc.)
Bus 001 Device 005: ID 413c:3016 Dell Computer Corp. Optical 5-Button Wheel Mouse
Bus 001 Device 006: ID 413c:2105 Dell Computer Corp. Model L100 Keyboardさしただけでも、lsusbコマンドの出力にDevice 004としてリストアップされるので、USB機器として認識はされている模様。
以下の2つのファイルを新規作成することにより、ドライバを読み込む設定を追加。
pi@raspberrypi /etc/udev/rules.d $ more 99-wireless.rules
#BUFFALO WLI-UC-GN
ACTION=="add",SUBSYSTEM=="usb",ATTR{idVendor}=="0411",ATTR{idProduct}=="014f",RUN+="/sbin/modprobe -qba rt2800usb"
pi@raspberrypi /etc/modprobe.d $ more wireless.conf
#BUFFALO WLI-UC-GN
install rt2800usb /sbin/modprobe --ignore-install rt2800usb $CMDLINE_OPTS;/bin/echo "0411 014f" > /sys/bus/usb/drivers/rt2800usb/new_id
echo で書き込む"0411 014f"の真ん中のスペースを忘れていて少しハマりました。
2つのファイルを作成して、リブートしたところ、iwconfigコマンドでwlan0のインタフェースが表示されるようになりました。
■無線LAN接続設定
Wifi接続する、SSIDとパスフレーズの登録を、wpa_passphraseコマンでwpa_supplicant.conファイルに書き出します。
$sudo sh -c "wpa_passphrase SSID パスフレーズ >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf"
実行すると、以下のようにファイルに設定が追加されます。
pi@raspberrypi /etc/wpa_supplicant $ sudo more wpa_supplicant.conf
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="*************"
#psk="************"
psk=****************************************************************************
}
そして、システムを再度、リブート。
pi@raspberrypi /sys/bus/usb/drivers/rt2800usb $ iwconfig
wlan0 IEEE 802.11bgn ESSID:"******"
Mode:Managed Frequency:2.462 GHz Access Point: *******
Bit Rate=108 Mb/s Tx-Power=20 dBm
Retry short limit:7 RTS thr:off Fragment thr:off
Power Management:off
Link Quality=51/70 Signal level=-59 dBm
Rx invalid nwid:0 Rx invalid crypt:0 Rx invalid frag:0
Tx excessive retries:32 Invalid misc:67 Missed beacon:0
lo no wireless extensions.
eth0 no wireless extensions.
これで、インターネット接続されました。
■ソフトウエアの更新
リポジトリにアクセスして、パッケージ管理データベースを最新化しておきます。
pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get update
さらに、インストールされているソフトウエアを最新化
pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get upgrade -y
■日本語入力のインストール
日本語入力のためのソフトウエアをインストールしておきます。
日本語入力のためのソフトウエアをインストールしておきます。
pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get install ibus-anthy
インストール後、X windowを立ち上げた画面の右上にあるキーボードアイコンを右クリックし、設定の「インプットメソッド」タブにて、日本語-Anthyを追加。
これで日本語入力できるようになりました。
無線LANの子機の設定で少しハマりましたが、初期設定はこんなところで完了です。
ClosedなiPhoneはおいておいたとして、まったく同じハードウエア構成のマシンをここまで多くのひとが所有することは、これまでなかったでしょうから、オープンソースの活動が加速するでしょうし、そこにはイノベーションの可能性を感じます。
これからそれなりに使ってみたいと思います。
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