2014年7月6日日曜日

体重計に乗るだけで痩せられるかも Withings Wifi体重計 WS-50

ずっと購入を考えていた体重計をついに買いました。Withings社のWS-50という機種を選びました。いまのところWifi体重計は、この会社のものぐらいしか選択肢がありませんでしたが、セットアップは非常に簡単で、その後はただ体重計に乗るだけでデータが蓄積されていくので、非常に使い勝手の良い製品でした。Bluetooth体重計なども出ていますが、Wifi体重計でなければ、データ通信するときにスマホがいるので「乗るだけ測定」&「リアルタイム更新」という使い勝手にはなりません。



私は、体重的にはあまりやせる必要はないのですが、健康診断で内臓脂肪が多いとの診断があり、体脂肪率を19%台にしたいと思いこれまで全く興味のなかった体組成計というものを購入してみることにしました。買って約三ヶ月が経ち、考えていなかった楽しみも発見出来ました。

AppleStoreでも売っていますが、プライム会員なのでいつものようにAmazonで購入。
ダンボール箱の中に製品の箱が入っています。
開けてみたところ。日本語の一枚マニュアルが入っています。
天板がガラスで高級感があります。
電池を絶縁しているフィルムを取ると、すぐに使い始められます。電源を入れたところ。
裏にセットアップ用のボタンがあります。

日本語の説明書に従ってWifi接続などの初期設定をします。私は、iPhone5sを使って設定しました。特に大きくつまずくところはありませんでしたが、二点だけ「おっ?」となるところがありました。

一点目は、すべて日本語化されているセットアップフローの中で、以下の一連の画面だけが英語での表記となっており、「次」を押していくだけですが、この部分の日本語での説明はまったくありませんでした。適当訳ですが日本語訳しておきます。
1/6 SmartBodyAnalyzerのアクティベーションおめでとう!使用を始める前に、お知らせしたい、いくつかの利用方法があります。
2/6 SmartBodyAnalyzer計測のすべてを楽しむためには、裸足で体重計に乗ってください。体重、体脂肪率、心拍数が測れます。心拍数の計測が完了するまで、直立してリラックスしてください。
3/6 精度の高いセンシングのために、あなたの体が適切ではないポジションであった場合、体重の計測最中に小さな矢印が体重計のディスプレイに現れるかもしれません。体重計の台の上での体重のバランスを改善すると矢印は消え、体重の測定が完了します。
4/6 あなたの最後に計測した体重を基に、SmartBodyAnalyzerはあなたを自動的に認識します。もし認識が失敗した場合、以下のようなマークが出ます。そのような場合には、その測定値はアプリの中の”Unknown measures"ペインに表示されます。その後正確な測定をするためには、アプリのメインメニューの中の”Unknown measures”ペインに移動し、手動でその測定値をあなたのプロフィールに割り当ててください。
5/6 SmartBodyAnalyzerは、30分毎に二酸化炭素と気温を測る事によって家の空気の質をモニターします。あなたが体重を量った時、もしくは12時間毎に、測定した空気の質の情報はアプリに自動的に同期します。SmartBodyAnalyzerを寝室に置くことでこの機能を最大限に活用し、安全な環境で睡眠することを学んでください。体重を測定した時にも、空気の質の状況は体重計に表示されます。
6/6 以上です!SmartBodyAnalyzerを使いはじめる準備が出来ました。私達はあなたにこの体重計を楽しんでもらうことを望みます。もし追加の質問や問題があれば、アプリのヘルプセンターもしくは我々のサポートページを見てください。

二点目の注意点として、セットアップの途中のタイミングで、体重計のファームウエアのアップデートが走ったのですが、ディスプレイに”Setup failed"と表示されました。何かうまくいかなかったことがあるのかと心配になりましたが、サポートサイトに以下のNoteが掲載されていました。メッセージが表示されても無視しろとのことですが、こんな不具合はさっさと直してもらいたいところです。
(訳)アップデートが成功していた場合であっても、体重計のディスプレイに”Setup faled"と表示されることがあります。このメッセージは無視してください。私達は現在この問題を修正している最中です。

利用を開始してから三か月ほぼ毎日、体重計に乗ってみました。

以下が、スマホアプリのメインの画面です。現在の体重と先週からの体重の変化、心拍数の様子、気温などが一覧で表示されています。さらに私は設定でRunKeeperとの接続を行ったのでアクティビティの様子が表示されています。


体重をタップするとより詳細なグラフが表示されます。これがこの体重計を使って得られる最も意味のあるグラフだと思います。私自身意識してダイエットの努力をしたわけではないですが、ここ三ヶ月で1Kgほど体重が落ちたことがわかります。毎日の遷移がわかるので上昇したときには、その後なんとなく運動しようと思ったり、食べ過ぎないようにしようとしたりして、体重に注意を払う気になります。これまで全くノーケアだった人も、面倒なことや努力などなくとも、ただ測って見える化されるだけで、体重維持やダイエットの効果がでる気がします。



さらに、次のグラフは子供のものです。この体重計は乗る人を自動で認識してくれるので、家族の体重をそれぞれ管理していくことができます。体重が落ちている私と違って、育ち盛りでぐんぐん体重が伸びています。体重計を買うときにはあまり意識していませんでしたが、子供の成長が毎日、目に見える形で記録されるのは、親として嬉しく感じます。



あと、細かいことですが、残りの電池容量もアプリから確認できます。約三ヶ月ほぼ毎日計測して67%残なので電池の交換もそんなに苦にはならなさそうです。


ということで、今のところ不具合もなく、快適に使えています。不満はほとんどありませんが、一点だけ、心拍数の測定と蓄積が何に役立つかよくわからないわりに、心拍数をはかるために体重計に乗る時間が数十秒とかかかってしまうところは、少しうっとうしく感じてきました。お風呂に入ったり、階段を登り降りした直後に心拍が上がっているという当たり前の結果しかでないのに、そのために数十秒とはいえ毎回待たされるのはちょっとなあという感じです。

不満はそれぐらいですし、総じて買ってよかったと思っています。家族もみんな使っています。家族の体重を見える化し、ベースラインを知っておくことは、異常が起きた場合にすぐに検知することができ、家族全員の健康維持に必ず役立つことでしょう。

体重計としては少し高いのかもしれませんが、おすすめです。